景色が変わる!
景色が変わる!

留学前、文化や習慣の「違い」ばかりに戸惑うだろうと、しっかり覚悟して、たったひとりで向かった初めてのカナダ。

 

いざカナダに住んでみたら、実際感じたのは「みんな同じ」でした。
同じことで喜び、同じことで悲しむ。同じことで力を合わせ、同じことで腹を立てる。ひととひとが通じ合うのは、言葉によるものだけではないのかもしれない…。

 

 

帰国後、英会話講師として大手英会話学校で社会人生活を始め、おもしろ愉快に 学びの多い毎日を過ごしていました。

 

ある日、ひとりの聴覚障害者の高校生を預かることになりました。
彼女の目標はただひとつ「アメリカでホームステイをしたい!」
早速 全講師でバックアップ。読唇術でも英語がわかるように 発音の練習を始めました。喉に手を当てて 音の響きを確認してもらったり、ティッシュペーパーを口の前にかざして息の量やスピードを体感してもらったり。


そして彼女は、やり遂げたんです。アメリカでのホームステイを。
素晴らしい笑顔で帰国してきてくれたその時の嬉しさは、一生忘れません。
彼女が得がたい経験をしてきたのは、彼女の勇気やコミュニケーションしたいという強い思いの賜物でした。
言葉によるものだけではなかったのです。  

 

日本を外から見る体験
日本を外から見る体験

英会話学校の次に勤めたのは、アメリカ系の有名プロダクトを生産する会社。


あるとき、香港での商談に通訳として出席していたときのこと。日本の商社からも出席者がいました。その商社マンの英語は、まるっきりのカタカナ英語!時には日本語も交じる交じる!(?o?)


しかし彼は、日本語でも英語でも変わりなく堂々として、主張にも態度にも一貫性があり、テンポよくジョークも飛び出す。私たちは 彼の人柄にぐいぐい引き込まれていきました。そして何の支障もなく、和やかに商談は進んだのでした。逆に、通訳が入ってしまうことで、なかなか気持ちまで伝わらなかったり、解釈が違ったり、ということも経験しました。

 

どんな英語でも、伝えたいひとが伝えるほうが、より相手に伝わるのでは?と思い始めます。

 

それから東京に住居を移し、アメリカ資本の大手コンピュータ会社で仕事を得ます。
ここでも、通訳を通すのではなく、伝えたい思いのあるひとが自分の英語で伝えるほうが、より人間関係は深まっていくんだと感じることばかりでした。

 

そして心理や意識の勉強を今も続けていますが、言語以外の部分で ひとは心を通わせることができる、ということに確信を持っています。 

 

翼で飛ぼう!自分の中のある翼で!
翼で飛ぼう!自分の中のある翼で!

もちろん、相手により理解してもらうために、言語は不可欠ですし、文法に沿ったわかりやすい発音でなめらかに話すことができれば、よりわかりあえます。効率的ですし、誤解も少ないです。

 

けれど、「伝えたい」「理解したい」という意志や「仲良くやりたい」「協力したい」という 優しさ や いたわり のほうが、言葉自体よりも何倍も速く、何倍も強く相手に伝わっている可能性が大きいならば…。

   

言葉だけ英語だけじゃなく、会話に必要な「何か」も英語と一緒に身につけたら、もっと簡単に もっと伝わるようになるはず。

 

言語以外のコツも上達させることで、あなたの英会話がぐんと伝わりやすくなるとしたら…?

やってみたくないですか?

 

 

どうやって始めたらいいの?