Lýdia Machová(PhD)さんが、TEDトークの中で紹介してくださっている、The Goldlist Method.
e-bookの内容をかいつまんでまとめてみましたので、ぜひ挑戦して結果をシェアしてください!
e-book は ↑からPDFをダウンロードできます。(英語)
1. 気分の上がる新品のノートとペン、覚えたい単語やフレーズを20個用意する。
2. 以下のように見開きページを使う。
3. セクションAに20個の単語とフレーズを書いて、横には対応する和訳を書く。(ヘッドリストと呼ぶ)
◎静かで穏やかな環境で書くこと。
次に、書いた単語やフレーズを、ゆっくり落ち着いて音読する。一回だけでOK. ◎覚えようとしないこと。
4. 2日目。次のページに3番と同じことをする。新しい単語やフレーズを20個書き、音読する。
◎絶対に!前のページを振り返らないこと。
5. 3日目から15日目まで、同じことを繰り返す。毎日新しいヘッドリストを作り、音読し、決して覚えない、振り返らない。(長期記憶に落とし込むプロセス)
6. 15日目。一番最初のヘッドリストに戻る。セクションAの英語の部分を隠して、和訳から英訳ができるかどうかテストする。おそらく30%は覚えているはず。
覚えていなかった単語やフレーズだけを、セクションBに書き込む(抽出と呼ぶ)。
14単語くらいになるはずなので、番号を振り、音読をする。2週間そのまま放置する。
同日に、新しいヘッドリストを作る。◎日付を忘れずに。
7. 16日目。2番目のヘッドリストのセクションAからBへ、抽出を行う。
新しいヘッドリストを作成する。これから毎日、AからBへの抽出をし、新しいヘッドリストを作成し続ける。
◎抽出は、常に2週間後から始めること。3-4週間後でもOK。2か月以内に行う。
8. 29日目。一番最初の見開きページに戻る。セクションBの14個の単語やフレーズをテストする(和訳から英訳のテスト)。
覚えていなかった10個くらいの単語やフレーズを、セクションCに書き写す(BからCへ抽出)。
日付を書き込む。音読をしたらそのまま放置。
同日に、15番目のヘッドリストに戻り、セクションAからBの抽出を行う。
さらに新しいヘッドリスト(29番目)を作成する。
9. 43日目。一番最初のページに戻る。セクションCの単語やフレーズをテストする(和訳から英訳)。
覚えていなかった7つくらいの単語やフレーズを、セクションDに書き写す(CからDへ抽出)。日付を記す。
音読をしてそのまま2週間振り返らない。
同日、15番目のヘッドリストで、BからCへの抽出を行う。
また、29番目のヘッドリストで、AからBへの抽出を行う。
43番目の新しいヘッドリストを作成する。
◎カレンダーを作ると便利。
カレンダーをつくると、以下のようになります。
一回書いて音読したら、2週間以上は振り返らず放っておくこと、って!
驚きますよね。( ゚Д゚)
短期記憶を長期記憶に落とし込んでいる期間だそうです。
短期記憶は、いわば、テスト直前に詰め込んですぐ忘れちゃうデータ。
長期記憶は、体感したり五感を使ったり反復することで記憶され、長い間覚えていて量も大きい。
毎日毎日、新しい単語やフレーズを20個書いて、一回音読して熟成させる。
それだけで、どれくらい覚えているものなのでしょう?
実験してみませんか!