Generativity

 

Happy New Year 2021!

 

2021年になりました!(早かった・・・)

ブログの更新がなかなかできてない昨年末でした。

 

今年初めの、ひさびさのブログのトピックは、 “Generativity“.

 

アメリカCBSのリーガルドラマ『BULL』が好きでよく観ているのですが、

Season 2 Episode 19 の中で、この言葉の使い方がすごく気になったので、

セリフを書き取ってみました。

 

 

”Generativity is the concern for, and belief in, the future. And a commitment to the idea that no matter how bad things may be at any given moment, you can persevere and redeem yourself.”

(字幕)「Generativityとは、未来に関心を抱き、信じられる力のことだ。 この先 いつどんな形で悪いことが起きようと、自らを救える力さ。」

 

 

“Highly generative people, they are driven to help others for the betterment of the future, because they see the arcs of their lives as redemption stories.”
(字幕)「前を見てる。 未来の可能性を信じているんだ。自分が逆境をばねに生きてきたからね。」

 

 

ドラマ『BULL』の中では「生殖性」と訳されていて、人に備わっている非常によい資質として使われていました。 そこで ? と思ったわけです。 (発達心理学では「次世代育成能力」という訳がついています。)

 

アメリカの発達心理学者Erik Erikson(1902~1994年)がgenerate(生み出す)という動詞から作りだした名詞。人間の精神的発達を8段階に分けて考察し、その7段階目は、自分だけへの関心から次世代への関与に移り変わる段階であるとしている。すなわち、次世代のために貢献できることを考えて、自分が身に付けた技術などを次世代に伝える段階。(英辞郎)

 

 

 

セリフを書き取って、意味を味わったら、
このドラマの中で主人公が説明してくれる、“Generativity“ の定義のほうが好きだなと。

COVID-19の影響が続く世界の混乱に、必要な資質だな~と感じました。

 

自分をあきらめず、自分を取り戻す力が自分にはあると確信する、と決意していること。

よりよい未来を創ろうと、他者を助けるために行動する人。

  

未来に関心を抱き、信じられる力。 

どんなに悪いことがどこでどのように起ころうとも、自らを救える力。 

前を向き、逆境をばねにして、未来の可能性を信じられる人。

 

心の平安と慈しみを「産み出せる("generate")」自分でありますように、 

と年末にわたしが感じた祈りと重なりました。

 

 

 

2021年、ますます、highly generative person になるべく 日々を過ごしていこうと決めました。 

そして、たくさんの highly generative people と一緒に時間や場を分かち合いたいです。

そのほうが楽しい!

 

生徒のみなさま、今年もよろしくお願いいたします。

例年と変わらず、New Year Resolution (新年の抱負)をお伺いしますので、

どうぞシェアしてください!

 

ともに進化していく一年に☆