Highly Sensitive Person のことを指します。
アメリカの心理学者であるエイレン・N・アーロン博士によって、
1996年に"HSP"と名付けられました。
HSPの人たちは、より高い感情的感受性があり、
痛み、空腹感、光、騒音などの外的および内的刺激への反応が強く、内的な複雑さを抱えています。
HPSの人たちはまた、暴力や緊張、または圧倒されることによって、
他の人よりも不安を感じると考えられています。
全人口の20%で存在すると言われています。
全HSPのうち大半(約70%)が内向型。
30%は、広い交友関係や新しい人と出会うことを好む「外向型HSP」。
それは生まれつきの特性で、
コバエ、鳥、魚、イヌ、ネコ、馬、霊長類まで、
実に100種類以上の動物にも観察できることから、生き残りの戦略の一つと考えられています。
【Traits 特徴】
・ 情報の処理の仕方が、普通の人より複雑(Depth of processing)
・ 刺激過多になりやすい(Overstimulation)
・ 感情的に反応しやすく、共感しやすい(Empathy and emotional responsiveness)
・ 普通の人が気づかないような些細なことに気づく(sensitivity to Subtleties)
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わたし自身が、強度のHSPです。
成長するにつれて、自分が見たり感じたりしているものの印象が強く残ったり、
受け取る情報が多すぎたりして、
おおげさだ、とか 考えすぎ、気にしすぎ、と指摘されることが増え、
行き違いや取り越し苦労をしたり。
大きな声や音、痛さや暴力におびえたり、感情が動きまくったりして、
不安や緊張で動けなくなる、とか。
感じることが苦しかったな。 頭も心も対応に追われてすごく忙しかった!(笑)
そんなわたしを救ってくれるのは、いつも、
自然の中で静かに過ごす時間だったり、
歌ったり、聴いたり、踊ったり、作ったり、書いたり、読んだり、描いたり。
のちに、意識の領域を扱う技術を習得できたおかげで、
敏感でありながら、こころ安らかな状態へ戻ることができるし、
自分の感受性の高さを、むしろ誇りに、幸運に思えています。
そんなわけで・・・😊
つい最近、TwitterやFacebookでHSPの記事が目に入ってきたこと、そして、
いま 世界的な混乱を一緒に経験していること、を感じたら、
5人に1人の割合で存在しているHSPの人たちも、HSPじゃない人たちも
お互いがもっと分かり合えたら、
よりよい工夫ができるのではないかな~とひらめいて、
5月1日の オンラインでSocial🐊わにえいご のトピックにしてみました。
🚩感受性の強い人が秘めている力(16分)
https://www.youtube.com/watch?v=pi4JOlMSWjo
🚩今回から参加費は、ドネーション(寄付)制をとります。
たくさんのひとに愛されている空間、”スペースわに” の維持費として寄付させてください。
🚩グループディスカッションでは、日本語のお部屋も常設しています。
5月1日 19時~
オンラインでSocialわにえいご
自分らしい英語で、自分を伝える。
それを自分に許そう。
ともに制限を越えよう。
🚩参加方法は、コチラから ↓
https://www.facebook.com/events/677287839765464/?notif_t=plan_user_joined¬if_id=1588034782521105
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<参考資料>
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エイレン・N・アーロン博士のHP http://hspjk.life.coocan.jp/ (日本語)
https://hsperson.com/ (英語) -
『Psychology Today』 https://www.psychologytoday.com/intl/basics/highly-sensitive-person
- nikkei WOMAN Online 2016年8月4日付記事 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO06607350Z20C16A8000000?channel=DF130120166018&n_cid=LMNST011